知っておきたい介護という職種の問題点

介護という職種は、日常の生活を営むことが困難な人に自立した生活を図ることを目的としています。
例を挙げると、日常生活の補助、家事、健康状態の管理、社会活動の補助です。
このように、スタッフの負担はとても大きいものとなっていますが、得られる経験や達成感はどの職種に比べても代えがたいものになります。
しかし、この負担が現在の問題点となっているのも事実です。
問題点のひとつとして挙げられるものが業務の効率化です。
全体の業務の流れを客観的に見ることで、現状の業務に無駄が無いか見極めることができ、業務の効率化を図ることができます。
また、エクセルのVBA機能を用いて勤怠管理やデータの収集を自動化することで、今まで消費していた時間を大幅に削減することができるでしょう。
その他に人員不足という問題点が挙げられます。
以前に比べて給料面は改善されてきており、給料の良い施設はスタッフが集まります。
しかし、それ以外の施設は未だに人員が足りていないという現状です。
理由として生活がままならないというのが大多数を占めています。
2009年に介護職員に対し給料を上げることを目的とした国の補助がでましたが、ほとんどの施設が給料に反映するのではなく、スタッフの実力を上げるための研修費用や様々な名目で、給料に反映されない部分に回していることが多いようです。
このように、給料面で国がさらなる対策を講じることが人員不足という問題を改善する最大のポイントになります。